モバオクの現状
携帯電話がPCを追い抜いている現在、モバオクの現状についていろいろと調べてみました。
自分自身の備忘録としてのサイトですが、一人でも多くの人のお役に立てれば幸いです。
モバオクというのは、携帯電話を専門にしたオークションのサイトを運営している会社の名称です。
モバオクの親会社は株式会社ディー・エヌ・エーであり、このディー・エヌ・エー自身も1999年に設立したインターネットでのネットオークション用サイトを運営する会社であり、モバオクはこのディー・エヌ・エーの携帯電話向けに特化する形で、ディー・エヌ・エーから分社された子会社なのです。
モバオクが携帯電話に特化したオークション用サイトがディー・エヌ・エーから分社して設立された理由には、将来的な携帯電話の圧倒的普及率と、携帯電話に付属するカメラの機能と言った、携帯電話機器の多機能化があったと思われます。
モバオクとディー・エヌ・エーが敢えて、PCのサイトと携帯電話のサイトとの連携をしなかったのは、システムによる問題が大きく、もし連携させた場合には、そのインフラの整備にかかる費用に対して、それを十分にまかなえるだけの利益が上げられないであろうと、考えたからだと思われます。
インターネットで行うオークションに必要な機能としては、現在ではPCよりも携帯電話のほうが優れていると言っても過言ではないでしょう。
また、携帯電話の所有者数は、PCの何十倍にもなるので、長くインターネットでのオークションを運営してきた親会社のディー・エヌ・エーが、見過ごすはずも無く、2004年にモバオクを立ち上げて、既に会員数は100万人を超えるまでに至っています。
一番の理由は、auオークションとコラボレーションすることのより、auの信用力とモバオクの革新性が上手くかみ合って、会員数も取引数も増大してきています。
モバオクでの決済に関しては、モバペイと呼ばれる同じディー・エヌ・エー・グループにある決済会社が行なっており、厳密に取引の手順が決められていて、それでも尚トラブルが発生した場合には、その対処にもしっかりとしたものがあります。
もちろんオークションと言うのは、もしもトラブルが発生しても、出品者と落札者の間で話し合って解決することが基本となっているのですが、もしこじれた場合などには、モバペイが間で仲裁するような事もあって、また10万円以下の決済案件である場合には、損失の補填も保証されることがあります。
現在では、ドコモ、ソフトバンク、au(auオークションから参加可能)といった全ての大手携帯電話のキャリアから参加することが出来るようになっています。
モバオクでは、入札や落札に参加したり、質問をしたりするには、有料の会員にならなければならず、1ヶ月に315円が請求されるようになります。
その支払はソフトバンクの場合は通話料と同時に請求が行われますが、ドコモではケータイでの支払いや、コンビニでの支払い、クレジットカードでの支払い、郵貯(ぱるる)での引き落し、イーバンク銀行での引き落しなどから選べるようになっています。
これからのモバオクはキャリアを横断する形のクロスキャリアプラットフォームを通じて、より一層拡大していくことになると予想されます。
このクロスキャリアプラットフォームというのは、キャリアの壁を無くしてしまう、画期的なものでモバオクと提携さえ行えば、いずれのキャリアからでもオークションに参加することが可能となるシステムです。
実際にまだモバオクの歴史も長いとは言えないので、会員数が100万人を超えても、飽和状態になるにはまだまだだと言えるでしょう。
これから携帯電話の利用の仕方もどんどん変化していくでしょうし、将来的にモバオクがどうなって行くのかには、大変興味深いものがあります。
オークションとは、
競売(きょうばい、けいばい、せりうり)あるいは競り(せり)、オークション(auction)とは、販売目的で何らかの場に出された物品を、最も良い購入条件を提示した買い手(入札希望者)に売却するために、各々の買い手が提示できる購入条件を競わせる事である。
「競売」の読みは、裁判所が行うものが「けいばい」で、それ以外のものに対する「きょうばい」とは明確に区別される。
一般的には物品に支払われる対価を購入希望者間で競うという形で行われるが、それ以外にも様々な条件が売り手側から提示される場合もあり、条件競売という形態では、提示された条件を満たす事で売り買いが成立する。対価を競う場合では、入札する買い手側が価格を釣り上げながら、最終的に最も高い価格を提示した買い手に販売される(落札)販売方式である。この場合、買い手が満足さえすれば実質的に商品価格は青天井(上限が無い)ので、ややマナー違反では在るがいきなり最初から非常識な買値を提示して落札する事も可能である。
ただし現在は競りをせず相対で売買されている物が多い。
* 家畜(馬、牛など)の競り(セール)市場→セリ市 (競馬)など
* 花の苗など「花き」の競り(セール)市場
* 中古自動車や現状事故車などの競り(セール)市場→オートオークション
* クリスティーズやサザビーズなど、外国(ほとんどが欧米)の美術作品競売専門業者による美術品や骨董品などの競売
* 裁判所などが執行する差押さえの土地・建物の売却(不動産競売・公売)
これらでは通信技術の発達に伴い、実際のオークションへの入札に際しては、郵便・電子メールによる参加や代理人を立てて電話・FAX等によって指示するような場合も見られる。
インターネットオークションとは、
インターネットオークションとは、インターネットなどの通信媒体を利用した競売(オークション)である。ネットオークションと略称されることもある。
以降、インターネットなどの通信媒体を利用したネットオークションサイトが登場し、一般の人でも手軽に出品や入札ができるようになった。
日本ではYahoo! オークション(1999年9月サービス開始)が国内最大手で、他にも楽天やビッダーズなどの検索サイトやオンラインショッピングサイトが独自のサービスを展開、利用者を集めている。近年ではKDDIがauオークションを提供し、NTTドコモもオークション事業に進出するなど、携帯電話によるオークションも活発化している。
現状ではYahoo!オークションが圧倒的に有名で、かつ利用者も多く、平均して942万件(2006年3月現在)にのぼる物品が出品されている[1]。2002年には出品手数料及び落札手数料が導入され、2006年には出品手数料が3%から5%に引き上げられたが、それでもなお利用者は大幅には減っていない。これは、Yahoo!オークションの知名度が高く、出品者、利用者双方とも集まりやすいためといわれている。
ネットオークションサイト世界最大手のeBay(イーベイ)も2001年に日本へ進出したものの、日本では先行していたYahoo!に太刀打ちできず、2002年3月限りで撤退した。
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